【中学数学】一次関数のグラフのかき方をやさしく解説

比例・反比例・関数のやり直し

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「一次関数の式は見ても、グラフになると急にわからなくなる」
「xとyの表は作れても、どこに点を打てばいいのか迷う」
「傾きと切片がごちゃごちゃになる」

そんな人は多いです。

でも、一次関数のグラフは、手順を順番どおりに覚えればそこまで難しくありません。
大事なのは、いきなり全部理解しようとせず、

  • ① まず切片を見る
  • ② 次に傾きを見る
  • ③ 点を2つ以上とって直線で結ぶ

この流れで考えることです。

この記事では、一次関数のグラフのかき方を、数学が苦手な人向けにやさしく解説します。
式の見方から、実際のかき方、よくあるミスまで、ひとつずつ整理していきます。

一次関数のグラフはどんな形?

この章でわかること:
グラフの形を「直線」と定義し、まずは何を目指して線を引くのかを明確にします。

一次関数は、ふつう

y=ax+b

の形で表します。

この一次関数のグラフは、直線になります。

たとえば、

  • y=2x+1
  • y=-x+3
  • y=3x-2

は、どれも一次関数なので、グラフは直線です。

まずはここをしっかり押さえましょう。

一次関数のグラフ = 直線

です。

最重要ポイント:
一次関数=一直線。どんな複雑そうな式でも、必ず真っ直ぐな線になる。

まずは式 y=ax+b の意味を確認しよう

この章でわかること:
式を構成する「傾き(a)」と「切片(b)」という二大要素を理解します。

グラフをかくには、式の中の a と b が何を表しているかを知ることが大切です。

a は傾き

a は、xが1増えたときに y がどれだけ増えるか、または減るか を表します。

たとえば、

  • a=2 なら、xが1増えると yは2増える
  • a=-1 なら、xが1増えると yは1減る

という意味です。

b は切片

b は、x=0 のときの y の値です。

つまり、グラフが y軸と交わる位置 を表しています。
これを 切片 といいます。

たとえば、

  • y=2x+1 なら b=1
  • y=-x+3 なら b=3
  • y=3x-2 なら b=-2

です。

最重要ポイント:
aは「グラフの傾斜(勢い)」、bは「縦軸上の開始地点(切片)」である。

一次関数のグラフのかき方は2つある

この章でわかること:
基本の方法と、初心者にも安心な補助的方法の二種類を紹介します。

一次関数のグラフは、主に次の2つの方法でかけます。

1. 切片と傾きを使う方法

いちばん基本で、いちばんおすすめです。

2. 表を作って点を打つ方法

はじめのうちはこちらのほうが安心な人もいます。

まずは、学校でもよく使う
切片と傾きを使う方法
から見ていきましょう。

最重要ポイント:
慣れるまでは「表を作る方法」で感覚を掴み、徐々に「切片と傾きを使う方法」へ移行するのがスムーズ。

切片と傾きを使ってグラフをかく方法

この章でわかること:

ステップバイステップで、実際にグラフ上に点を打つ方法を学びます。

手順1:b を見て、最初の点をとる

式の b を見ます。
b は x=0 のときの y の値 なので、
まず (0,b) の点をとります。

たとえば、y=2x+1 なら b=1 なので、最初の点は (0,1) です。
これは y軸の上にある点になります。

手順2:a を見て、次の点をとる

次に a を見ます。
a は傾きなので、xが1増えると、yがどれだけ増えるか・減るかを表します。

例:y=2x+1
a=2 なので、

  • xを1右に進める
  • yを2上に進める

と考えます。つまり、(0,1) から右に1、上に2進むので、次の点は (1,3) になります。

手順3:2つの点をまっすぐ結ぶ

一次関数のグラフは直線なので、
とった2つの点を定規でまっすぐ結ぶと完成です。

最重要ポイント:
「まず切片に点を打つ」→「傾きに従って移動してもう一点打つ」。この二点さえあれば直線は引ける。

具体例でかいてみよう

この章でわかること:
実際にいくつかのパターンでグラフをかく練習をします。

例1:y=2x+1 のグラフ

  1. b=1 なので、最初の点は (0,1)
  2. a=2 なので、右に1、上に2進む
  3. 次の点は (1,3)
  4. 直線で結ぶ

例2:y=-x+3 のグラフ

今度はマイナスの傾きの例です。

  1. b=3 なので、最初の点は (0,3)
  2. a=-1 なので、右に1、下に1進みます
  3. 次の点は (1,2)
  4. (0,3) と (1,2) を結ぶ(右下がりの直線)

例3:y=3x-2 のグラフ

  1. b=-2 なので、最初の点は (0,-2)
  2. a=3 なので、右に1、上に3進みます
  3. 次の点は (1,1)
  4. (0,-2) と (1,1) を結ぶ
最重要ポイント:
傾きがマイナスのときは必ず「下」へ、プラスなら「上」へ動かすことを忘れないこと。

表を使ってグラフをかく方法

この章でわかること:
傾きがまだイメージしにくい場合でも、確実にかける方法を紹介します。

傾きの意味がまだあやふやな人は、先に表を使う方法でも大丈夫です。

例:y=2x+1
x に数字を入れて、y を計算します。

x y
0 1
1 3
2 5
-1 -1

この表から、(0,1), (1,3), (2,5), (-1,-1) という点をグラフに打ちます。
その点が一直線に並ぶので、まっすぐ結べば完成です。

最重要ポイント:
表を使うと「傾きの計算」を飛ばして、座標として直接点を打てるためミスが減る。

傾きの見方をもっとやさしく整理しよう

この章でわかること:
傾きのプラス・マイナスと移動方向の対応を完全に定着させます。
傾き a 移動のしかた
a=2 右に1、上に2
a=1 右に1、上に1
a=-1 右に1、下に1
a=-2 右に1、下に2

分数の傾きはどう考える?

たとえば y = 1/2x + 1 のように a=1/2 のときは、右に2、上に1 と考えると簡単です。
上の数だけ縦、下の数だけ横、と覚えるとスムーズです。

最重要ポイント:
分数の傾きは「分母を右へ、分子を上下へ」移動させればOK。

まとめ

この章でわかること:
グラフのかき方を簡潔にまとめ、いつでも復習できるようにします。

一次関数のグラフは、直線です。
かき方の基本は、

  • b を見て (0,b) をとる
  • a を見て次の点をとる
  • 2点を直線で結ぶ

この3ステップです。

最初は表を使っても大丈夫です。
慣れてきたら、切片と傾きで素早くかく方法 に進みましょう。

最重要ポイント:
bで出発し、aで歩幅を決める。この二つさえわかれば、どんな一次関数もグラフにできる。

FAQ

Q1. 一次関数のグラフは必ず直線ですか?
A. はい、一次関数のグラフは必ず直線です。

Q2. どこから点をとればいいですか?
A. まず b を見て、(0,b) の点をとります。ここがスタートです。

Q3. 傾き a はどう使いますか?
A. x が1増えたときに y がどれだけ増えるか、または減るかを見るのに使います。たとえば a=2 なら、右に1、上に2です。

Q4. a がマイナスのときはどうなりますか?
A. 右に進むと下がる直線になります。たとえば a=-1 なら、右に1、下に1です。

Q5. 表を使ってかいてもいいですか?
A. はい、大丈夫です。最初は表を作って点を打つほうがわかりやすい人も多いです。

Q6. 比例との違いは何ですか?
A. 比例は y=ax で、原点を通ります。一次関数は y=ax+b で、原点を通るとは限りません。

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